AKADO - Oxymoron No.2

Oxymoron No.2
[2008]Russia,Saint Petersburg


2002年に誕生した、ロシアのグラム/インダストリアルメタルバンド
「AKADO/赤道」の2nd EP。

彼らは日本から、J-Rockから影響を受けている。
PVを見ればどことなく日本(のヴィジュアル系)からの影響だ!
と感じるところがあると思う。
特にVocalのNikita(Shein)の動きは!

f:id:aevintyri:20090414025224j:image:w360
●Member
・Никита Шате́нев(Nikita Shein or Shatenew)
  - leader, vocalist, composer, rythm guitar, designer (2002 – now)
・MioMi - Bass (2008 - now)
・Kelly - Guitar(2008 - now)
・Ghost - Drum (2008 - now)
・Stinger - keyboard, chorus, programming (2006 – 2010)


RussiaのWikiでの音楽カテゴリーの案内のトップには「Visual Kei」の記載が。笑
コンセプトや衣装などはすべてボーカルの発案。
ただ"方向性の違い"(ありがち)で2007までのメンバーは
ボーカル以外みんなやめたらしい。

またこのバンド名、日本の「赤」と「道」からきている。
(実際のロシア語の彼らのアクセントでは、アカ「ダ」になる)

「赤」は"Bloody的な(血塗られた的な)雰囲気にしたかったけど、
「Way」を後ろにつけてしまい、日本語では計らずも地理用語に。

という感じかなと勝手に予想。

その見た目がV系受けしそうだが、音楽性は
同じく日本の影響を受けているSeremedy(from Sweden)等
のようなPop Rockではく、しっかり"インダストリアルメタル"である。

―――
◆#Oxymoron № 2

VoのSheinは、女性的な声としぐさ(PV参照)、
男性的なデスボイスを使い分けている。
Arch Enemy等の「女性がデスボイス」は
最近メジャーになりつつあるような気がするので、"逆"は妙に新鮮。
中性的な外見のみならず、男性と女性の使い分けやロシア語による妖艶さがGood。
Vocal美人過ぎ。

メロディはミドルテンポで、デス+インダストリアル+グラム。
キラキラしたシンセに静かな声で始まったかと思いきや、
メタル&激しくデスVoiceと激しい一面が現れる!
曲展開/構成などが好きなので、
このままインダストリアルメタルバンドとして活動してほしい。

唯一個人的なマイナス点は、妙に発色の良い髪の色。(青と紫)
今後イロモノ扱いされないことを願います。
ちなみにこのOxymoron № 2以外の曲は、もっとデス感満載。



f:id:aevintyri:20140217052352j:image:w360:left
AKADO - Oxymoron № 2[EP]
Favorite Track / #2,4

1.001
2.Oxymoron № 2
3.Dirty Easter [Explicit]
4.Oxymoron № 2(Karaoke Version)
5.Dirty Easter (Instrumental Version)
6.Oxymoron № 2(Acoustic Remix)
7.Thought Overload (B.F. Mix)
8.Threeplex in'r' Voice (Ebm Remix)