軟体生物たち

私は、タコとかイカとか食べられない。
というか魚介類を食べられない。
祖父は漁師なのに。

日本でそれらを食べられないと、日本人としてのアイデンティティ
を疑われる。
寿司とか食べないし。食べたことないし。
そう言うと相手はかわいそうな目で私を見ます。万国共通の反応です。

生きづらいので、今日は言い訳になりそうなネタ探し。

■たこ食文化で見る歴史
ゲルマン系やアングロサクソン系やケルト系の人は、
タコとかイカ、エビは基本食べる文化がない。
つまりヴァイキングの子孫たちは、食べない。

ヴァイキングは最初、「北欧神話」を信仰していて、
そこには「クラーケン」という怪物がでてくる。
タコとかイカみたいな見た目(エビっぽかったって声もあるらしい。なんだそれ)で、
巨大かつ、その触手で船を海の中へ引きづり込む。
船乗りたち(ヴァイキング)からめちゃめちゃ恐れられていた。

今日でも、タコをDevil Fishと呼んだり。
それほど嫌われている。食べる対象にない。

ヴァイキングは歴史上、イギリスやアイルランド、
デンマーク、スウェーデン等を制圧している。
そしてこの辺ではタコ系を食べる文化はないのだ。

逆にタコ系を食べてる地域は、ヴァイキングに制圧されないで
文化や歴史も略奪されていなくて、ちょっと温かい地域。
スペインとかフランス南部とか。

(歴史上、ヴァイキングに制圧されてなくて
ゲルマン系やアングロサクソン系とは言葉も人種も違う。)

彼ら、タコとかイカとかエビ、さらには関係ないけどカタツムリまで食べる。
さすがに美食国家は食に対する積極性が全然違うな〜


■宗教観
さらにその後、キリスト教徒たちと関わってく中で、
ヴァイキング達は北欧の神々は忘れ、キリスト教に替わられた。

キリスト教の元ネタのユダヤ教では、Kosher(コーシェル)とよばれる
「食べてよい食物と食べてはいけない食物を定める規定」がある。

そこでも「ヒレとウロコのある魚だけ食べてよい」
という謎の掟があり、ヴァイキングの子孫達は
タコたちを食べるきっかけをここでも失っている。

■ヴァイキングの人種は?~モンゴロイドバイキング~
人種的には、ヨーロッパ人だけがヴァイキングの子孫なのか。
当時、ヴァイキングたちの商業拠点であった”ゴットランド”(←現Swedenの島)。
ここで貴族(もちろんヴァイキング)の墓の骨を調べてみると、
1人の男が完全なMongolianであることが判明した。

東アジア人にもヴァイキングはいたかもしれない。
つまり私が、ヴァイキングの子孫でもおかしくない。
DNAレベルでイカとかタコとかエビを拒否してる可能性があるのだから、
文句は言わないでほしい。
(...魚を食べれない理由は、ヴァイキングネタからは見つからなかったなぁ)