France - Grasse - グラース総合案内

France - Grasse - 香水の街グラース案内

 

映画「Perfume」でも有名なグラース。元々は革なめし産業が主要であった。ここの革製品は質も良く富裕層に人気であったが、"革手袋が臭くて手がヤバいにおいになる"と貴婦人達から意見があったため香水付きの革手袋を販売し、人気になった。

が、後に革製品の税金があがり産業が廃れたので、香水産業のみが現代に生き続ける
こととなった。

 〜Grasse(グラース)への行き方〜

*Cannes(カンヌ)から

Grasse行きの600番か610番に乗る。
Lignes et horaires - Département des Alpes-Maritimes


★600番:時刻表pdf
SNCF(フランス国鉄)のCannes駅裏から出ている600番。
駅の裏に行くには、駅構内の地下に行くエレベータにのり、地下へ行く。
駅の下を通る地下通路に出るのでひたすら歩く。
外へ出る階段を登り終えたら、すぐ階段に面した道路を向こう側に渡り、
出てきた階段の入り口(駅)を背にして右方面へと歩いていけば着く。
(線路沿いに歩いていけばつく。)

 

★610番:時刻表pdf
街の中心、Hotel de Ville前から乗れる。
ただし本数が少ない(1時間に1本)ので注意。


この600番か610番のバスで乗り換えなしでグラースへ行ける。
1回の乗車で区間関係なく1.5ユーロと超絶お得。
また、液晶でバスストップ名が表示される最新仕様。
 

【工房見学と香水作り】

カンヌから約40分の"Quartre chemins"で降りると、2つの香水工房がある。

★Fragonard → 無料で工房見学ができる。
★Galimard → 香水作り(45€)ができる。
       (Galimardの無料見学もあるらしいが場所不明)

       この写真の看板の後ろの薬局の裏にGalimardがある。
       610番のバスに乗ってきて、なおかつここに行きたい人は、
       ↓の写真にも映っているバス停「Jacinthe」で降りる方が近い。

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有名な「香水作り体験」ができるのはGalimard工房だ。

事前予約が必要。詳細は次回。

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Galimard工房は、"Quartre chemins"で降りて、ロータリーまで歩く。
(カンヌとは逆方向へ歩くとロータリーが見える。
私は方向音痴なので最初わからなくて辺りをうろついた。)

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*ロータリー

マックの正反対、下の写真の薬局の後ろがGalimard工房だ。

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*赤い矢印方面に歩くとGalimard

 

【グラース旧市街】

600番か610番の終点"(旧)バスステーション"で降りると、Grasseの旧市街に近い。
目の前には観光案内所があるので、無料地図とか香水割引券とかもらっていこう。

(先ほど紹介した香水工房のある)"Quartre chemins"から旧市街が近いと
思ったら大間違い。


歩いて行けると思って歩いたら、ゆるやかな山道を1時間ほど歩くはめに。
痩せちゃいます。一度Quartre cheminsで降りてから旧市街に向かう場合は、
もう一度バス(600 or 610)を捕まえた方が懸命である。絶対に!!


逆にグラース旧市街から"Quartre chemins"へ行きたい場合は、
この旧バスターミナルから20番のMouans-Sartoux行きバスか、
カンヌ行きバス600番に乗れば着く。

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↑↑↑旧バスターミナル(メインバスターミナルは駅の近くの方)。
安全バーとかあって車両しか入れない雰囲気だが、
ここがバスステーション。この敷地内にTourist Office。↓↓↓

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〜カンヌへ帰るには〜

Cannes行きの600番か610番を捕まえましょう。
フランスは時間通りにバス来ないので、がんばりましょう。


次回、香水作りや旧市街の詳細へ続く。