【Loud Park 15】 - Sabatonが日本に初上陸。

メタルの祭典Loud Parkが今年で10周年目。
そして今回ついに日本にSabatonが初上陸。
Sabatonに会うため、日本へ緊急帰国した。


"最低サインは絶対もらう"と誓い会場へ向かったが、
メタラー達は予想以上に朝早く出陣していた為
公式サイン会のチケット配布は既に終了していた。
メタラーは意外と早起きでした。
(後にタワレコブースでCD買ってサイン会チケットをもらった)

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↑雨が降っていた。傘を持っていても会場には持ち込めない。
この青い柵のようなものが傘置き場らしい。傘に永遠の別れを告げ、ライブに望む。

 

友人も少し後に合流したが、公式パンフも既に売り切れ。
10周年の威力を思い知った。

買うものがないので、荷物を預けようとクロークへ行くと
そこはごみ置き場のようであった。

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 さすがメタルの祭典。全く繊細さを感じさせないシステム。
もちろん自分の荷物を入れるためのごみ袋みたいな袋を500円で買いました。
メタラーなので。

ごはんを食べたあと、先ずはKamelotを鑑賞。
ボーカルの声が良く伸びていてクリーンで癖がなく聴きやすい。
あれ?ボーカルがロイ・カーンじゃない?と思って調べると
とっくにメンバーチェンジされていたようだ。(無知)
ニューボーカリストTommy Karevi(from Sweden)の方が、
癖がないので個人的には好みかも。

しかもお客さんを煽るのが上手かった。
曲までのカウントは「イーチ、ニー......(静寂を待って,,)サンンン〜..」
と日本語で言ってくれた。こんなに渋くてセクシーな数字の数え方は始めて聴いたわ

 

Sabatonまでは、ステージを色々回りつつ体力温存。
どうしても先頭にいって、間近でメンバーを見たいのだ。
友人を無理矢理連れて、前の方を陣取った。

汗まみれ&立ちっぱなしで待つこと1時間半...
もう結構場所取りだけで体力を奪われたが、ついに生サバトン!


ごついヨアキム(Vo)はじめ、メンバー全員が「Sabaton!コール」に
嬉しそうにしてくれているのがすごく印象的だった。

"え、俺ら日本でこんな人気あるの!?マジ??"
みたいな顔をし、胸に手を当てて、
嬉しそうにバンドメンバーを振り返るヨアキム!
終始こちらも嬉しくなるほっこりムードであった。

小柄マッチョなヨアキムはステージを動き回り、
ギター、ドラム、ベースはお互い目を合わせたりして仲よさげ、
程よく観客も煽ってくれる。

曲の合間には、ミニコントのようなやりとりがあり、やっぱりほっこり。

わざわざ戦車(ステージ装飾用)を持ってきてくれるあたりも、
この日の為に用意してくれたんだ〜と思わずにはいられず、
ホームのような温かさで迎えられていた。

ほっこりながらも曲は漢メタルなので、ジャンプしながら客は拳を突き上げ、
ヘドバン、モッシュと動き回り、体力の限界ギリギリ。

新作アルバムから、Night WitchesやResist and Biteと個人的に
お気に入りな曲もやってくれて大満足であった。
サイン会のときは、メンバー全員超気さくでお話してもらえた。
ハグもしてくれた。帰り際、ヨアキムとツーショットがとれた。

毎年恒例、座席に戻ってオオトリの演奏を心地よく聴きながら、
仮眠をとった後、帰路へついた。爆音って癒されてよく寝れるんだ〜
(2013年のPAはひどかったけど、今年は耳を痛めなかった。
痛めたら痛めたで、爆音ライブに行った勲章みたいで、良いんだけど。)