アイルランドのお酒 【黒ビール編】 ~通っぽい飲み方~
アイルランドといえば、黒ビール。
黒ビールといえばGuiness!っていうのが日本の相場。
でもコークにいく場合は、ギネスよりも「BEAMISH(ビーミッシュ)」か「Murphy's(マーフィーズ)」を頼もう。(ギネスはダブリンで製造されている)
「BEAMISH(ビーミッシュ)」と「Murphy's(マーフィーズ)」はコークで造られている黒ビール(Irish Stout)。コークのいわゆる地ビール。
ダブリンに敵対心丸出しのコークでは、PubでGuinessを頼むと「え~おまえわかってねぇな。ここではBeamishかMurphy'sだろ!」って顔をされる気がするし、実際言われる場合がある。
Guinessのほうが泡がクリーミーだけど、他の違いは説明できないというかGuinessのほうが香ばしいとかありふれた説明しかできないので、省略。
本場で飲むギネスは、苦みの中に甘さもあってパブロンゴールド(風邪薬)の味が好きな人はギネスも好き!...だと勝手に思っている。
Murphy's & Beamish Stout > Cork.ie
でも黒ビールのあの苦みが苦手という人もいて、そういう人たちは「カシスシロップ(Black current Syrup)」を加えてもらおう。
パブでギネスビールを頼みながら
"add a little of black current syrup,please"とか
"with black current syrup"
とかいうと、
クリーミーな泡の上にシロップを円を描くようにのせてくれる。
シロップの量は少しでも、ずいぶん飲みやすくなることに驚くと思う。
たまにシロップボトルごと渡されるので、その際は思う存分入れよう!
ビーミッシュやマーフィーズでやっている人を見たことがないので、誰かやってみたら感想をお待ちしてます。
BeamishとMurphysはともにハイネケンに買収されているので、ブルワリーはない。
ないというか、Heinekenの工場で製造されているので下の地図のHeineken Ireland Ltdがブルワリーである。
Beamish and CrawfordというBeamishのブルワリーは2009年にクローズされていて、今後はビジターセンターみたいなものになるらしいが、一行にその計画は進んでいなさそうだ。
アイルランドもお金ないのかな...