なんとなく教会とか見てたけど、守護聖人ってなに?

守護聖人って?

キリスト教圏(カトリックや正教会)の教会にて、
キリスト教の為に貢献した人がもらえる称号である。

それぞれの生前縁のある「物」や「職業」「地域・場所(国)」の守り神となれるのだ。
イメージとしては日本の神道"八百万の神"的な感じ?

・えびす様 from七福神は、漁業の神様。
・天満大自在天神(菅原道真)は、学問の神様。
・木花咲耶姫神は、富士山の神様。

キリスト教では「神」は1人だけど(あれ?神様ってどうやって数えるの?)、
こんな感じで守護聖人として、守り神的存在になれるのだ。

歯や歯医者の守護聖人はアポロニアという女性聖人がいるし、
料理人の守護聖人はローレンスっていう青年がいる。
(守護聖人を無駄にシリーズ化する予定。)

日本の神道と違うのは、守護聖人はそれぞれ祝日をもっているところ。
この「守護聖人の日(祝日)」は、その守護聖人の殉教の日や、
命日をもとにして定められている。

凶器をもって微笑む守護聖人たち

また宗教画とか教会で、描かれていたり銅像になっている守護聖人を見ると、
手になんかもってたりする。それを"アトリビュート"というらしい。
その人の象徴のようなもので、見分けのつかない西洋顔ではなく、
アトリビュートから誰なのかを判断するのが正しい。

守護聖人がもっているこのアトリビュートは、
本人が殺された道具系が少なくないので
教会とか絵画を見に行く方は殉教推理ゲームができそうです。

 

守護聖人になるには?

日々布教活動をがんばった上で奇跡を2回起こせばOK!