アイルランドの生活事情 ～公共トイレ事情～

アイルランドの生活事情　～「街中のトイレ」～

ヨーロッパには珍しく、アイルランドでトイレに困ることはあまりない。
お昼でもランチメニューを提供しているパブがたくさんあって、
貸してくれたりするし、マックなんかでも無料のトイレがある。
もちろんお店で注文した人用なんだけど、
アイルランド人はそんなにケチケチしてないので、貸してくれたりする。
紅茶なんかを2€くらいで頼んで借りたりする方がもちろん良い。

また観光地の駐車場や、観光スポットの近くには日本みたいな無料のトイレがあったりするし、感覚としてはかなり日本に近い。

ドイツなんか、マックに併設されているトイレが有料だったりする。
注文した上でさらにトイレが有料なんて、店で全然ゆっくりできない。
なんかトイレにお金出すの嫌なんだよな〜
1ユーロとか50centとか高すぎる。

アイルランドで珍しく有料トイレに遭遇した。
スーパーマーケットと、ちょっとした雑貨のお店とか旅行会社が１社あるような、
小さいダイエーみたいな買い物スポットにトイレがあった。

ドアをあけようとすると空かない。
よく見ると、ドアノブのところに50cent入れるところがあって、
お金を入れないと開かないらしい。

財布をあさって、小銭がないな〜と思っていたら、
後ろからおばさんが来た。

するとおばさん、ドアをノックしてトイレの中にいる人に開けてもらった。
そして私の方をみて、「Got it？こうすれば中の人が開けてくれるのよ！ここではお互いこうしているの。トイレでお金払うなんてバカげてるわ」と教えてくれた。

”そうなんだ！知らなかったよ〜ありがとう！”と言って、
なんかここでのルール！みたいな地元の雰囲気というかノリを教えてもらえて嬉しかった。

しかもトイレを開けてくれた人は、トイレ管理しているおばさんだったしね。あなたもこちら側で良いの？お金とらないの？
そういうゆるい感じがツボ過ぎる。
（トイレ管理のおばさんは笑顔で手招きしてトイレへと入れてくれた。）